美しいイスラームの旅 クアラルンプール観光モデルコース

美しいイスラームの旅 クアラルンプール観光モデルコース

こんにちは、stellaです。

みなさんは、イスラム教と聞いて何を思い浮かべますか?

日本ではマスメディアによる報道で、イスラム教に対してあまり良いイメージを持っていない人も多いのではないでしょうか。

今回は、クアラルンプール観光のモデルコースで、イスラム教に対するイメージをガラッと良いものに変える”美しい世界”をご紹介します。

では早速見ていきましょう!

1日の行程表

・9:00-プトラジャヤ駅  到着
|タクシー 15分
・9:15-ピンクモスク  見学
・10:10-ピンクモスク  出発
|タクシー 15分
・10:25-アスタカモロッコ  見学
・11:00-アスタカモロッコ  出発
|タクシー 15分
・11:15-銀のモスク  見学
・12:00-銀モスク  出発
|タクシー 15分
・12:20-プトラジャヤ駅構内  昼食
|電車 20分
・13:30-KLセントラル駅
|電車 60分
・14:40-シャーアラム駅
|タクシー10分
・15:00-ブルーモスク  見学
・16:00-ブルーモスク  出発
|タクシー10分
・16:10-シャーアラム駅
|電車60分
・17:20-KLセントラル駅

見どころ解説

ピンクモスク

  • 美しいピンク色
  • ドーム内の装飾

名前の通りピンク色をしているモスクです。
正式名称はマスジッド・プトラ(masjid putra)

プトラジャヤ湖の対岸から撮影

マレーシアの政治の中心地プトラジャヤに1999年に建立された新しいモスクです。

この美しいピンク色は花崗岩の色。外観はもちろん内部もピンク色をしています。

モスクはイスラム教徒にとってとても神聖な場所。日本人が神社でお参りをするとき、入り口の水で手と口をお清めするように、モスクでは靴を脱ぎ、全ての女性と半ズボンの男性はケープをレンタル(無料)して着用しなければなりません。

そもそも、モスクを訪れるときは露出の少ない服装で行きましょう。

では、モスクの中へ入ります。

礼拝堂の天井ドーム

このドームの下が礼拝堂になっており、基本的に男性が一階、女性が二階または、男性が前列、女性が後列でお祈りをします。

男女で分けられている理由は、女性が前にいる状態でお祈りをすると、男性の目線がちょうどお尻の位置になるからだとか。

イスラム教について詳しくは、私の親友(日本人ムスリム)のブログを参考にしてください。 こちら

ピンクモスクは湖畔に建っており、対岸から観るのもおすすめです!

【ピンクモスクの基本情報】

見学可能な時間
土曜日〜木曜日
9:00〜12:30
14:00〜16:00
17:30〜18:00
金曜日
15:00〜16:00
17:30〜18:00

・住所:Presint1, Putrajaya, Federal territory of Putrajaya,Malaysia

アスタカモロッコ

  • 美しいモロッコ建築
  • 中東のモスクを思わせる佇まい

アスタカモロッコ(Astaka Morocco)はプトラジャヤの中心地からタクシーで10分のところ、プトラジャヤ植物園の隣にあります。

入場料が3MR=¥80かかりますが、モロッコ建築は周囲のモスクとはまた違った雰囲気なので観る価値があります!

正面から撮影
細かく掘られた天井や柱

ガイドブックの隅に載っているイメージがあるアスタカモロッコ。私はもともと行く予定がありませんでしたが、ピンクモスクのおばちゃんに勧められて来てみたらハマってしまいました。

【アスタカモロッコの基本情報】

住所: Persiaran Sultan Sallahuddin Abdul Aziz Shah, Presint 1, Putrajaya 62000, Malaysia

銀のモスク

  • モスクらしくない見た目
  • 鉄製モスクの珍しさ

銀色に輝く、近代的な博物館、プラネタリウムのような建物こそ、銀のモスクです。正式名称はMasjid Tuanku Mizan Zainal Abidin。

ほとんどのモスクが石で出来ているのに対し、このモスクの素材は鉄!

2009年に建立された新しいモスクです。

プトラジャヤではピンクモスクが有名で、このモスクは忘れられてしまいます。そもそも日本のガイドブックには載っていないということも多いです。

IMG_5685
引用:Googleマップ

内部の様子です。キラキラと輝いている鉄製のドームに開放的な窓。その内装はまるで高級ホテルのようです。

銀のモスクについては、親友のtimshaw9(日本人ムスリム)が詳しく紹介しています。 こちら

【銀のモスクの基本情報】

住所: 25, Jalan Tuanku Abdul Rahman, Presint 3, 62100 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya, Malaysia

ブルーモスク

  • 綺麗な青色
  • マレーシア最大のモスク
  • ステンドグラス

ブルーモスクは名前の通り、綺麗な青色をしているモスクです。
正式名称はマスジッド・スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー(Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah)

正面から撮影

クアラルンプール郊外にあり、KLセントラル駅から電車で約1時間、そこからさらにタクシーで10分かかるため少し不便ですが、それでも大勢の観光客が訪れるほど見る価値があるモスクです。

ピンクモスクでもモスクの偉大さを感じたと思いますが、マレーシア最大で世界第4位の大きさを誇るブルーモスクはさらに迫力があります。

1988年に建立されたブルーモスクは、青色の大きなドームと4つのミナレット(塔)が特徴的です。
ミナレットとは、かつて上からお祈りの時間を知らせるために建てられた塔のことです。

中に入るときに国籍と名前を記帳し、女性と半ズボンの男性はケープをレンタルします(無料)。

入口からすぐの廊下

ケープの色は、ブルーモスクにちなんで青色です。鏡のような大理石の廊下や大きな柱、細かい壁の装飾…見どころ満載です!

礼拝堂

礼拝堂の様子です。実際に行くと分かりますが、ピンクモスクや銀のモスクの礼拝堂が小さく感じます。

マレーシア最大のモスクの礼拝堂はとても広く、収容人数は約24,000人です。(2階のお祈りスペースは死亡事故があり現在閉鎖されています。)

ブルーモスクでは、無料のガイドさんが1つひとつ丁寧に案内をしてくれます。礼拝堂では実際にお祈りの仕方を見せてくれました。

ドーム

ドームの装飾も繊細で素敵です。周りにはコーランが描かれています。

ブルーモスクのもう1つの見所がステンドグラスです。

礼拝堂左側のステンドグラス

カラフルなガラスと、神秘的な青色はとても美しいです。

【ブルーモスクの基本情報】

見学可能な時間
土曜日〜木曜日
9:00-12:30
14:00-16:00
16:45-18:30

金曜日
9:00-12:00
14:45-16:00
16:45-18:30

住所: Persiaran Masjid Seksyen 5, 40000 Shah Alam, Selangor,Malaysia

費用

この旅でかかる費用を1人分で計算します。

【交通費】
○タクシー代
・プトラジャヤ駅〜ピンクモスク  約¥300
・ピンクモスク〜アスタカモロッコ  約¥270
・アスタカモロッコ〜銀のモスク  約¥300
・銀のモスク〜プトラジャヤ駅  約¥315
・シャーアラム駅〜ブルーモスク  約400
・ブルーモスク〜シャーアラム駅  約¥400
○電車代
・プトラジャヤ〜KLセントラル  約¥370
・KLセントラル〜シャーアラム  約¥60

【食費】
昼食  約¥500

【入館料】
アスタカモロッコ  約¥80

【合計】
¥2,995 → 約¥3,000!

まとめ

クアラルンプールには美しいイスラーム文化が詰まっている。イスラム教は美しい。

イスラームの世界を旅することで、あなたはきっと怖さより優しさと美しさに気が付くはずです!

旅におすすめ!

今回のモデルコースは時間に余裕を持たせて作成しました。
プトラジャヤにはたくさん観光地があるので、
自己流にアレンジをして旅を楽しんでくださいね!

モデルコース作成依頼も受け付けておりますので、
コメント欄に
1.国や都市
2.期間
3.行きたいところやテーマ
をご記入の上、送信をお願いします。 

ありがとうございました!

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