世界一親日の国”インドネシア”とは?

世界一親日の国”インドネシア”とは?

こんにちは、stellaです。

これまで観光モデルコースをご紹介し、
「魅了的な場所がたくさんあった、参考にしたい」と反響があった一方で
「その国自体の魅力がわからない」との意見もありました。

そこで今回は、インドネシアの魅力についてご紹介します。

では早速見ていきましょう!

基本情報

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  • 面積:日本の約5倍
  • 人口:約2億5,000万人
  • 首都:ジャカルタ(ジャワ島)
  • 民族:約300種族
  • 言語:インドネシア語など
  • 宗教:イスラム教87%、キリスト教10%、その他
  • 通貨:ルピア(¥1=130ルピア)

日本との関係

インドネシアと日本は2018年に、国交樹立60周年を迎えました。

意外と長い交友のある両国の関係は良好といえます。

最近でいうと、首都ジャカルタの交通渋滞解消のために日本政府は、ンドネシア初の地下鉄、都市高速鉄道の整備をJICA(国際協力機構)を通じて行いました。

また、東日本大震災のときにインドネシアは毛布10,000枚、約1億5,000万円の義援金、缶詰食品、救援チームの派遣、さらに民間団体によるさまざまな支援をしてくれました。

世界一の親日国と呼ばれる理由

インドネシアは世界一親日の国であると言われています。

その理由は遡ること約70年前、インドネシアは約350年に渡るオランダ統治が終わり、1942年〜日本が委任統治することになりました。

そして1945年日本が太平洋戦争を無条件降伏した2日後、スカルノ大統領によって独立宣言が出された国こそインドネシアです。

しかし、独立宣言をよく思わなかったオランダは再びインドネシアを植民地にするために戦争を仕掛けてきました。

このとき、敗北が決まりインドネシアから日本へ帰国予定だった元日本兵約3,000人は、インドネシア人たちの独立への想いに共感し、母国へ帰らず一緒に戦ったのです。

そして1947年、国際連合安全保障理事会によってインドネシア独立が決まりました。

この独立戦争で亡くなった元日本兵は約1,000人。生き残った一部の人はそのまま現地に残り復興支援も行ったそうです。現在も日本人が残った一部の地域では、日本の童謡唱歌が歌われています。

この歴史が親日国と言われている理由です。日本人のみなさん、この事実を知っていましたか?
おそらくほとんどの人が初耳だったと思います。

インドネシアの文化

インドネシアの文化は”多様性”です。

宗教

人口の87%はイスラム教徒ですが、バリ島では90%がヒンズー教徒、仏教徒やキリスト教徒も比較的多いです。そして、国民はいずれかの宗教に属さなければならないという法律が定められています。

言語

公用語はインドネシア語ですが、数千の島々で構成されているインドネシアは300以上の言語が使われています。

食文化

首都ジャカルタがあるジャワ島に伝わるジャワ料理は甘め、スンダ料理は辛いことが多いです。統治時代の国、インドや中国から伝わった食文化の融合がインドネシア料理とされています。

ナシゴレン

インドネシア料理と言ったらナシゴレンでしょう。
ナシ=米、ゴレン=揚げるスパイスの効いたチャーハンのような焼き飯がナシゴレンです。

ジャカルタのレストランで撮影

面白い電車の表示

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ジャカルタの電車内の様子

日本の電車内では、”携帯電話をマナーモードにしてください”という表示をよく見かけます。

インドネシアには携帯電話に関する表示はなく、その代わりに面白い表示がありました。

  • ドリアンは持ち込まないでください
  • 電車内で歌や演奏をしてはいけません

ドリアンの臭いはキツイので持ち込み禁止なのは解ります。南国ならではですね。


一方、歌や楽器の禁止は「そんな表示必要あるのか?」と思った方もいるのではないでしょうか。実は、インドネシアへ行くと路上ミュージシャンはもちろん、乗合バス、カフェ、レストランなどでギターを片手に演奏をしている人をよく見かけます。

これはインドネシアらしいユニークな文化です。

まとめ

インドネシアは長い歴史の中で、日本との関わりが多かった。多様性の文化には魅力がたくさんある。

インドネシアについて知らなかったことがたくさんあったのではないでしょうか。

この記事を機に、少しでもインドネシアに興味を持ってくれたら嬉しいです。

インドネシア抗議デモに関する記事はこちら
日本で報道されていないことも載っています。

ありがとうございました!

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