【トランジット観光攻略法】マレーシア・クアラルンプールから

【トランジット観光攻略法】マレーシア・クアラルンプールから

こんにちは、stellaです。

昨日に引き続き、マレーシアに関する記事を書きたいと思います。昨日の記事はこちら

マレーシアのクアラルンプール国際空港トランジット、つまり乗り換えで利用されることが多い空港です。

特にマレーシアが拠点のLCCエアアジアに乗ると、頻繁にトランジットでクアラルンプール国際空港を利用します。飛行機の乗り換えは電車のように数分ではなく、場合によっては10時間以上待ち時間があります。

マレーシアの場合7時間以上の待ち時間があれば一度入国して、観光することができるでしょう。

そこで今回は、クアラルンプール国際空港をトランジット利用したときに、効率よく観光するモデルコースをご紹介します!

モデルコース

今回は、エアアジアを利用して東京からクアラルンプールへ行くと仮定します。

2019年6月現在では、東京発クアラルンプール行き(トランジットの場合も同じ)の便は現地に午前6:45着しかありません。

・6:45-クアラルンプール国際空港  到着
・7:30-空港内で朝食

・8:46-クアラルンプール国際空港  出発

|電車 20分

・9:06-プトラジャヤ駅  到着

|タクシー 15分

・9:20-ピンクモスク  見学

・10:10-ピンクモスク  出発

|タクシー 15分

・10:25-アスタカモロッコ  見学

・11:00-アスタカモロッコ  出発

|タクシー 15分

・11:15-銀のモスク  見学

・12:00-銀モスク  出発

|タクシー 15分

・12:20-プトラジャヤ駅構内  昼食

|電車 20分

・13:30-KLセントラル駅

|電車 5分

・13:40-パサールセニ駅

|徒歩 10分

・13:50-セントラルマーケット  到着

・15:00-セントラルマーケット  出発

|徒歩 10分

・15:10-パサールセニ駅

|電車 5分

・15:15-KLセントラル駅

|電車 30分

・15:50-クアラルンプール国際空港  到着

・18:00以降の便で出国

見どころを解説

ピンクモスク

  • 美しいピンク色
  • ドーム内の装飾

名前の通りピンク色をしているピンクモスク、正式名称はマスジッド・プトラ(Masjid Putra)です。

マレーシアの政治の中心地プトラジャヤに1999年に建立されました。

この美しいピンク色は花崗岩の色。外観はもちろん、内部もピンク色をしています。

モスクはイスラム教徒にとってとても神聖な場所。日本人が神社でお参りをするとき、入り口の水で手と口をお清めするように、モスクでは靴を脱ぎ、全ての女性と半ズボンの男性はケープをレンタル(無料)して着用しなければなりません。

そもそも、モスクを訪れるときは露出の少ない服装で行きましょう。

礼拝堂の天井

このドームの下が礼拝堂になっており、基本的に男性が一階、女性が二階または、男性が前列、女性が後列でお祈りをします。

男女で分けられている理由は、女性が前にいる状態でお祈りをすると、男性の目線がちょうどお尻の位置になるからだとか。

ピンクモスクは湖畔に建っており、対岸から観るのもおすすめです!

プトラジャヤ湖対岸から撮影

【ピンクモスクの基本情報】

見学可能な時間

土曜日〜木曜日
9:00〜12:30
14:00〜16:00
17:30〜18:00
金曜日
15:00〜16:00
17:30〜18:00

住所:Presint1, Putrajaya, Federal territory of Putrajaya,Malaysia

アスタカモロッコ

  • 美しいモロッコ建築
  • 中東のモスクを思わせる佇まい

アスタカモロッコ(Astaka Morocco)はプトラジャヤの中心地からタクシーで10分のところ、プトラジャヤ植物園の隣にあります。

入場料が3MR=¥80かかりますが、モロッコ建築は周囲のモスクとはまた違った雰囲気なので観る価値があります!

正面から撮影

ガイドブックの隅に載っているイメージがあるアスタカモロッコ。私はもともと行く予定がありませんでしたが、ピンクモスクのおばちゃんに勧められて来てみたらハマってしまいました。

【アスタカモロッコの基本情報】

住所: Persiaran Sultan Sallahuddin Abdul Aziz Shah, Presint 1, Putrajaya 62000, Malaysia

銀のモスク

  • モスクらしくない見た目
  • 鉄製モスクの珍しさ

銀色に輝く、近代的な博物館、プラネタリウムのような建物こそ、銀のモスクです。正式名称はMasjid Tuanku Mizan Zainal Abidin。

ほとんどのモスクが石で出来ているのに対し、このモスクの素材は鉄!

2009年に建立された新しいモスクです。

プトラジャヤではピンクモスクが有名で、このモスクは忘れられてしまいます。そもそも日本のガイドブックには載っていないということも多いです。

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引用:Googleマップ

内部の様子です。キラキラと輝いている鉄製のドームに開放的な窓。その内装はまるで高級ホテルのようです。

【銀のモスクの基本情報】

住所: 25, Jalan Tuanku Abdul Rahman, Presint 3, 62100 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya, Malaysia

プトラジャヤ駅構内の屋台

プトラジャヤ駅周辺、構内には屋台がいくつか並んでいます。

おすすめの屋台

上の写真は、おすすめの屋台です。ナシレマをはじめ、マレーシア料理のメニューが豊富です。そして、スタッフの優しいおじちゃんはサービス精神旺盛!

私はカリーパフを購入したところ大サービスをしてくれました。

そして最後は握手を交わしてお別れです。

セントラルマーケット

マレーシアのお土産を買うならここです!

セントラルマーケットはPasar seni駅から徒歩10分、チャイナタウンにある観光客におすすめのスポットです。

1888年、イギリス統治時代に建立されてからずっとマーケットとして機能し続けています。

もともとは生鮮マーケットでしたが、今は観光客向けの土産店がほとんど。トランジット観光だとお土産を買う時間がなかなか取れませんが、ここに来ればなんでも揃います!

女性に大人気のなまこ石鹸、伝統染め物のバティック、手作りアクセサリー、ナチュラルコスメ…約120店舗が軒を連ねています。

日本人女性にあまりに人気のなまこ石鹸は、日本語もされており、店員さんも片言の日本語で話しかけてくれます。

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セントラルマーケット内には、オールドタウンコーヒーという、マレーシアで有名なコーヒーチェーン店も入っているので、そこで休憩をするのもおすすめ!

夜遅い時間に行くと、注文後に厨房を閉められ、料理が出てこないことがあるので注意してください。

【セントラルマーケットの基本情報】

営業時間:10:00〜22:00
住所:Central Market, Jalan Hang Kasturi, 50050 Kuala Lumpur, Malaysia

費用

ここでは1人分で計算します。

【交通費】
○タクシー代
・プトラジャヤ駅〜ピンクモスク  約¥300
・ピンクモスク〜アスタカモロッコ  約¥270
・アスタカモロッコ〜銀のモスク  約¥300
・銀のモスク〜プトラジャヤ駅  約¥315

○電車代
・プトラジャヤ〜KLセントラル  約¥370
・KLセントラル〜Pasar seni  約¥35
・Pasar seni〜KLセントラル  約¥35
・KLセントラル〜空港  約¥1,200

【食費】
朝食:約¥800
昼食:約¥300
マーケット内のカフェでお茶:約¥250

【入館料】
アスタカモロッコ  約¥80

【合計】
約¥4,255

まとめ

マレーシアでトランジットで観光することはできる。

たまたま乗り換え時間が長かったらもちろん、あえて乗り換え時間を長くして観光してみるのも良いのではないでしょうか。

ありがとうございました。この記事以外にもマレーシアに関する様々な記事を執筆しています。

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