
本格ベトナムコーヒーの淹れ方 〜家で美味しいコーヒーを淹れよう〜
こんにちは、stellaです。
みなさんはコーヒーは好きですか?
私はコーヒーが大好きで、毎日のように豆を挽いて淹れています。
では、コーヒーの産地はどこでしょうか?
おそらくインドネシアや中南米、ケニアやタンザニアを思い浮かべるのではないでしょうか。
ですが、実はベトナムもコーヒーの産地として有名です。しかし、ベトナムで採れる豆のほとんどは、日本ではインスタントコーヒーとして利用されています。
そんなベトナムで有名なコーヒーである”ベトナムコーヒー”を美味しく本格的に淹れる方法をご紹介します。
では、早速見ていきましょう!
ベトナムコーヒーとは?
ベトナムコーヒーはベトナムの伝統的なコーヒーです。
深めに煎った豆をフランス式のフィルターで抽出し、それに大量のコンデンスミルク(練乳)を入れて飲みます。
必要なもの
必要なもの
- 専用の器具
- お湯
- コーヒー豆
- コーヒーミル
- 練乳 または その代用品
ベトナムコーヒーを作るときには専用の器具が必要です。
日本では、カルディコーヒーなどに売っているでしょう。その多くは、アルミまたはステンレスでできています。

私はベトナムの首都ハノイの伝統工芸品であるバッチャン焼きの器具を使用しています。
今回もそちらを使用して解説したいと思います。

器具の仕組み

フィルター部分は写真の右3つです。
カップの上に写真真ん中のフィルター本体を置き、そこにコーヒー粉を入れて中蓋(右から2番目)を入れます。
その後お湯を入れて上蓋をし、抽出します。
美味しい淹れ方
適した分量
豆は中挽きにし、粉の量の目安は約15gです。
練乳はコーヒーを淹れる前に、カップの底が見えなくなるくらいの量を入れておきます。目安としては約20〜25gです。ベトナムコーヒーは甘くて濃いのが特徴ですので、多めに入れて良いと思います。
フィルターをセットする

カップの上にフィルター本体を置き、上蓋と中蓋を外し、中に中挽きしたコーヒーを入れます。
中蓋をセットする

中蓋をフィルター本体の中に入れます。
このバッチャン焼きの器具の場合はコーヒー粉の上に乗せるだけですが、アルミニウム製のように軽く水を入れたときに浮いてしまうものは、ネジで締めるタイプであることが多いです。
お湯を注ぎ抽出する

中蓋の上からお湯を少し注いで蒸らします。
その後お湯を口いっぱいまで入れて上蓋をします。
フィルターを取る

上蓋を裏返し、その上にフィルター本体を置くことができます。
完成

抽出が終わったものです。
ベトナムコーヒーは深煎りなので濃い黒色をしています。

最初に練乳を入れていたので、混ぜるとミルクコーヒーの色になります。
練乳だと甘すぎる方は、はちみつ+ミルクでも代用できます。ミルクによって濃厚な味わいになり、はちみつの程よい甘さが苦味とマッチします。
まとめ
このように、家で簡単に本格ベトナムコーヒーを淹れることができます。
ベトナムコーヒーは日本の某有名コーヒーチェーン店でも飲むことができます。しかし、本格的なベトナムコーヒーを飲むには専用のフィルターで淹れる必要があります。
少し手間はかかりますが、誰でも失敗せずに淹れられるので、ぜひみなさんも試してみてください。
ホーチミンでおすすめのカフェは こちら
ありがとうございました。