
ホーチミン・戦争証跡博物館の魅力に迫る 〜ベトナムの負の遺産〜
こんにちは、stellaです。
ベトナムの二大都市ハノイにはベトナム軍事歴史博物館、ホーチミンにはベトナム戦争証跡博物館があり、どちらもベトナムの歴史を軍事的背景から知ることができます。
旅では、その土地の歴史を知ることはとても大切です。
そこで今回は、ベトナム戦争証跡博物館についてご紹介します。
では早速みていきましょう!
ベトナム戦争証跡博物館

この博物館は開戦の経緯や枯葉剤の悲惨さを伝えるために1975年にホーチミンに開館しました。世界中から年間100万人が来館。
実際に戦争で使われた武器や制服、写真などの多くの展示物がありそれらには英語とベトナム語での解説が付いています。
【戦争証跡博物館の基本情報】
- 入館料:15,000ドン=¥75
- 住所:28 Vo Van Tan St, Dist 3, Ho Chi Minh Vietnam
- 開館時間:7:30〜18:00
- 館内撮影OK
見どころ
屋外展示

エントランスを入ると屋外展示スペースがあります。
そこには、実際に使用されていた戦車や戦闘機、大砲などが展示されています。ベトナム軍の兵器だけでなく、押収されたアメリカ軍の兵器も展示されており、歴史の教科書に載っているようなヘリコプターも見ることができます。
屋内展示
博物館は1〜3階に分かれており、番号順に進めるようになっています。

ブースは1「歴史的真実」、2「回想」、3「ベトナム〜戦争と平和〜」、4「戦争における枯れ葉剤」、5「白い鳩」、6「侵略戦争の罪悪」、7「ベトナムでのアメリカの侵略戦争における枯れ葉剤の余波」、8はミニシアター、9は会議室のため展示なし、11「ベトナム抗戦に対する世界からの応援」、11「特別展示室」、12は敷地外の展示スペース、13は屋外展示に分かれています。
「どのように戦争が行われたのか」だけでなく、戦争が与えた影響について解説するような展示が多いです。
例えば、戦争後枯葉剤の影響で奇形で生まれた人たちの写真、さらにはその乳児のホルマリン漬けなどです。衝撃的なものばかりですが、戦争がどんな傷痕を残したのか知ることはとても大切なことです。
まとめ
戦争証跡博物館は戦争そのものの出来事以外にも、その爪痕を隠さず展示してある博物館です。
ホーチミンを訪れたら必ず一度は見学してほしいと思っています。教科書では学べないベトナム戦争やベトナムのことがたくさん分かるため、きっと有意義な旅になるでしょう。
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ありがとうございました。