イスラム教徒でない私がモスクの金曜礼拝へ行ってみた。〜日本なのに日本人にとって未知の世界〜

イスラム教徒でない私がモスクの金曜礼拝へ行ってみた。〜日本なのに日本人にとって未知の世界〜

こんにちは、stellaです。

みなさんはモスクへ行ったことがありますか?おそらくほとんどの日本人はモスクへ行ったことが無いのではないでしょうか。

では、イスラム教についてどう思いますか?日本のテレビが報道する”イスラム”はISISなどの過激派組織であることが多いです。

しかし、それは本当のイスラム教の姿ではありません。私はイスラム教徒(ムスリム)ではありませんが、イスラム教の良い雰囲気やムスリムの優しさなどを知っているので、決して怖いとは思いません。むしろ、世界一優しい人が多い宗教だと思っています。

今回は、そんなイスラム教にとって重要な金曜礼拝に関する記事を書きたいと思います。

では、早速見ていきましょう!

金曜礼拝で行ったモスク

今回、金曜礼拝へ行ったモスクは東京都八王子市にあるMaszid Al Tawheed(通称八王子モスク)です。

このモスクについては別の記事で詳しく紹介しています。 こちら

日本なのに日本人にとって未知の世界

今この記事を読んでいるあなたは、そもそも日本にモスクがあること自体が初耳なのではありませんか?私も、日本のモスクの存在を知ったのは4〜5ヶ月前です。

日本人がモスクへ行くタイミングは、おそらく海外旅行で有名なモスクに立ち寄る程度でしょう。もちろん、それでもモスクの魅力は伝わりますが、ムスリムの優しさはなかなか伝わってきません。

ムスリムの優しさを踏まえ、日本人にとって未知の世界のイスラム教が、少しでも身近に感じられるように解説していきます。

ムスリムではない日本人がモスクへ気軽に入っていいの?

イスラム教に対して正しい知識を持っていない私たち日本人は、”モスク=神聖な場所、ムスリム以外は近寄れない”と勝手に解釈してしまいがちです。

しかし、モスクの入り口は常に開かれ、ムスリム以外でも入って問題ありません。

それどころか、歓迎されることもよくあります。イスラム教は他宗教、他民族の人々に非常に寛容で、モスクは温かみのあるコミュニティです。

ムスリムでない私にも昼食をもてなしてくれました。

お祈りをするスペース(サラート)へ入ると金曜礼拝を終えた人々が、座って昼食をとっていました。金曜礼拝後はみんなでご飯を食べる文化があります。

どうしていいか分からずに入り口で立っていると、奥に座っているパキスタンの男性に手招きをされたので隣に座りました。

すると、頼んでいないのに大盛りのカレーが運ばれてきました。普段食べているお茶碗の約3倍の量で、それを無料で頂くことができます。

ムスリムではないのに、彼らの輪に入ることができ、昼食も出してくれました。

解散後はお茶に誘われました。

礼拝に来ていた人々が徐々に帰った頃、モスクを管理している人にお茶を誘われました。

出してくださったのはイラクで飲まれている、ハーブを効かせた紅茶です。

それを飲みながら、イスラム教について教わったり、日本の宗教観について話したりしました。

日本人ムスリムの親友のお祈りシーン

私たちは日本のさまざまなモスクへ行って取材をしています。

未知の世界にあるイスラム教が、テレビで報道されているような宗教ではないことを少しでも知ってほしいと思っています。

お祈りの仕方はこちら↓

最後に

初めてモスクは行くときは緊張しますが、日本人でムスリムでない私でも歓迎してくれます。そして、モスクへ行くとさまざまな国の人と話すことができ、日本にいながら海外旅行をしている気分になります。

モスクへ行くと必ず、様々な国籍の人と友達になれます。最初は「サウジアラビアの人と話したい」などの理由でも良いかもしれません。機会があったらぜひモスクに足を運んでみてください。

ちなみに、国内外のモスクを約20ヶ所訪れましたが、勧誘をされたのはたった一回だけなので安心してください。

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