【私たちは無意識にSDGsと関わっている?】自分事として考えたい 食品ロスと飢餓問題

【私たちは無意識にSDGsと関わっている?】自分事として考えたい 食品ロスと飢餓問題

皆さん、こんにちは!

この記事はSDGsについてきちんと理解していた方が読みやすいです。SDGsについて別の記事で解説しているので、まずはそちらをご覧ください。 こちら

また、動画でもこの記事の内容を話しているので、もし良かったらそちらもご覧ください。

私はビジネス、国際協力団体代表の他に、実は飲食店でアルバイトもしています。

飲食店で働いていると気になるのが「食品ロス」です。

今回は、日本の食品ロスと世界の飢餓問題をテーマにしてお話ししたいと思います。

では、早速見ていきましょう!

この間、見ちゃったんですよ…食品ロス

飲食店では、前日に炊きすぎたお米とかを次の日に持ち越すことが比較的良くあります。

この間、台風19号が発生した影響でお店が臨時休業になりました。

前日に炊きすぎたお米をさすがに2日後に持ち越すわけにはいかないので、その日は捨ててしまいました。

その量はたぶん5〜10キロです。

1年かけて大切に愛を込めて農家の方たちが育てたお米を、お客様に提供されることなく”まだ食べられるのに”捨ててしまったんです。

私はそれを見て悲しくなりました。

それと同時に、日本の食品ロスの問題は思っていた以上に深刻だということが分かりました。

世界の食糧難と飢餓問題の深刻さ

みなさん、世界でどのくらい食糧が足りていないと思いますか?

ユニセフが2018年に出した「世界の食料安全保障と栄養の現状」によると、

2017年には8億2100万人が飢餓で苦しんでいるという数値が出ています。これは、世界の人口の9人に1人が食糧が足りていないということです。

日本の食糧廃棄率は?

もう一つ今回の鍵になる数値があります。

日本の食糧廃棄率です。どのくらいの量を廃棄しているかという数値です。

日本の食糧廃棄量は、1年間で約646万トンだそうです。毎日、10トントラック1770台分の”まだ食べられる”食糧が廃棄されています。

この量は、国連世界食糧計画による1年間の食糧援助量の約2倍です。

つまり、日本だけで1年間に世界で必要としている食糧援助量の2倍も廃棄しているということです。

SDGsと世界の飢餓問題を考える

みなさん、ここで考えてみてください。

SDGsの目標2飢餓をゼロに

目標12つくる責任、つかう責任

この2つを、日本中の人が知っていたらここまで食糧廃棄率が上がるでしょうか?

世界で起きている飢餓問題を、私たちがもっときちんと理解していたら、”まだ食べられる食糧”を簡単に捨てるでしょうか?

私は、日本人みんながSDGsのことを知っていたら、世界で起きている問題を他人事と思わず、自分事と捉えて、それが問題解決に繋がると思っています。

私たちはどうするべきか。

では、私たちは具体的にどうしたら良いでしょうか。

私たちは当たり前のように日本で生活しているので、どうしても飢餓問題は遠い国で起きている問題のような気がします。

でも、あなたが普段利用しているレストランが食糧を廃棄しているかもしれません。もしかしたらあなたは飲食店で働いていて、直接的に食糧を廃棄しているかもしれません。

さらに、家庭で無駄に食糧を買いすぎたり、料理を作りすぎたりして、食べられるのに捨てているかもしれません。

私はもちろん、あなた自身が食品ロス問題と密接に関わっているということをきちんと理解して、

自分事と思う、つまり当事者意識をみんなが持つことこそ、重要なことなのではないでしょうか?

最後に

SDGsについて何か取り組みをしている企業が日本にどのくらいあるでしょうか。

もしこの記事を読んであなたの心が動いたなら、

SNSなどでSDGsについて知っていること、あなたの意見や思いを是非発信してください。

情報を発信することで、SDGsというものが周知され課題解決に繋がります。

みなさんはSDGsと常に関わって暮らしています。

是非当事者意識を持って生活してほしいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です