
【バックパッカーが教える地理・歴史】面白いイスラームの世界 ”実はとても優しいイスラム教徒” 〜赤の他人でも大切な仲間?〜
みなさん、こんにちは!
いつも私のブログを読んでいただきありがとうございます!
私の大切な仲間の一人が、今年日本人でイスラム教徒になりました。私の出身高校ではインドネシアとの交流が深く、イスラム教が身近な宗教なのですが、一般的に日本人にとってイスラム教は遠い存在だと思います。
先日イスラム教独特の風習で、私が感動した出来事があったので、それを今回ご紹介したいと思います!
この機会に、イスラム教に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
では早速本題に入りたいと思います。
お祈りの場所”モスク”での出来事

先日、日本人イスラム教徒(ムスリム)の仲間と、東京にある大塚モスクを訪れました。私は過去に一度、仲間は何度も訪れたことのあるモスクです。大塚モスクの記事はこちら
モスクとはムスリムがお祈りをする場所で、キリスト教でいう教会に近い存在です。そのモスクへは、イスラム教徒でない私も入ることができますが、そのときはすぐに用事が終わるということで外で待っていました。
すると、モスクの中から用事が終わった仲間と、ムスリムの男性が一緒に出てきました。
その男性と私は挨拶を交わし、日本人ムスリムの仲間のことを待っていたと話しました。
ここで日本人だったら言わない、ある一言を言ってくれました。
「あなたの友達が失礼なことをしました。中で待っていても大丈夫ですよ。すみません。」
いまさっき初めて出会った人なのに、もうすでに大切な仲間であるかのような対応をしてくれたのでした。
報道により怖いイメージのあるイスラム教の真の姿
私は日本のモスクを巡るのが好きなのですが、そのときイスラム教の様々な優しさに触れています。
例えば、埼玉県にある岩槻モスク。初めて訪れたとき、お祈りの時間の後ムスリムの人たちが話しかけてくれました。「一緒にお茶でも飲みましょう!」車でその人の会社へ移動し、パキスタンのめちゃくちゃ甘いミルクティーをご馳走になりました。埼玉県の鳩山モスクでも同じようにお茶をご馳走になりました。

他にも、東京の八王子モスクに金曜礼拝という、集団でお祈りをする日に行きました。すると、ムスリムでない私に対しても、カレーを分けてくれたので一緒にご馳走になりました。埼玉県の毛呂山モスクでもカレーをご馳走になりました。

栃木県の鹿沼モスクへ行ったときは、昼食を食べに家に来ないかと誘われました。このときは時間がなかったのでお断りしました。
このように、相手が知り合ったばかりのムスリムでもない日本人だったとしても、信用して暖かく受け入れてくれるのがイスラム教です。
最後に
日本ではイスラム国(ISIS)のようなニュースの影響で、全てのイスラム教徒が怖いイメージを持っている人が多いですが、実はそんなことはありません。むしろ、過激なムスリムはごくごく一部で、ほとんどのムスリムはとても優しいです。
海外を旅しているとき、日本のモスクを訪れたときも、ムスリムの人たちは日本人であり、非ムスリムである私を暖かく歓迎してくれました。
日本の偏った報道による偏見が、少しでもなくなって欲しいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!!
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