
往復2万円?! タイライオンエア(Thai Lion Air)搭乗レポート 〜評判は?コスパ最強の格安航空会社(LCC)〜
みなさん、こんにちは!
私ごとですが、先月タイのバンコクへ行きました。成田空港からドンムアン空港まではタイライオンエアを利用したのですが、控えめに言って「最高のLCC」だったので今回ご紹介したいと思います。
YouTubeでもタイライオンエア についてレポートしているので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速本題に入ります。
タイライオンエア とは?
- 設立:2013年
- 保有機材数:38機
- ハブ空港:ドンムアン国際空港
- 本社:バンコク
- 就航地:26都市
タイライオンエア は、インドネシアのLCCライオンエアとの合弁により設立され、2013年からバンコクーチェンマイ間で就航を開始した航空会社です。
日本への就航は2018年からと最近です。
ライオンエアは2018年にインドネシア沖で墜落事故を起こしたことで有名ですが、タイライオンエは比較的安全な航空会社と言われています。
しかし、創業以来毎年赤字を出しているため、タイ民間航空庁が業務改善計画案を提出するよう指示しています。
私が感じたタイライオンエアの評価すべき点
他のLCCと比べて客室が広い

LCCに乗ったことがある方は分かると思いますが、LCCの客室はとても狭いです。これは、通常よりも座席を狭くして座席数を増やすことで、格安を実現しているからです。
私は慎重178cmなのですが、エアアジアに乗ると膝が前座席に付いてしまします。
ところが!
タイライオンエア の客室(特に座席)は広く、私でも足を組めるほどでした。
これなら、長時間のフライトでも疲れることがないでしょう!
LCCなのに機内食が提供される?

LCCでは、機内食を無料提供しないことでコスト削減をしています。一食500円前後のオプションで販売することが多いのですが、タイライオンエア では軽食が無料で提供されます。
この日は、クロワッサンに卵とキュウリなどがサンドされているものでした。
ふわふわというより、しっとり&ずっしり としたクロワッサンなので、これ1つで6時間のフライトは持ちます。
受託手荷物が安くて便利
LCCでは、受託手荷物(スーツケースなど預ける荷物のこと)を預ける場合、有料のことが多いです。
これも、機内食と同様に航空券自体の価格を下げるためです。
相場は一個あたり20kgまでで6,000円前後と割と高めなのですが、タイライオンエアでは1kg単位で預けることができ、1kg60バーツ(約200円)です。
つまり、8kgの荷物を預けようと思ったとき、他のLCCでは約6,000円かかるところ、タイライオンエア なら8kg分の1,600円で済んでしまうということです。
余分にお金を払わなくて良いので、この制度は素晴らしいですね。
ただし、予約時にオプション指定をせずに預ける場合約4,000円かかるので注意しましょう。
問題点
遅延が多い
口コミなどを読んでいると、「遅延が多い」という情報がとても多いです。
実際に私が搭乗したときも、全員搭乗完了後、機内で30分くらい待たされました。
LCCの遅延はよくあることなので、ある程度時間に余裕を持って予定を組んだ方が良いでしょう。LCCとそれ以外で迷っているときは、安さを求めるか、遅延がない最高のサービスを求めるか、この選択だと思います。
チケット代が破格である以上、少しの遅延は許容範囲なのではないでしょうか?
プレミアムエコノミークラスの廃止
プレミアムエコノミークラスはエコノミークラスよりもシート幅や間隔が広く、より快適に空の旅を楽しめる座席で、通常のエコノミークラスの約2倍の値段がします。
A330-300からA330-900neoに機体を変更をした関係で、今まであったプレミアムエコノミークラスがなくなり、エコノミークラスのみになりました。
変更前にプレミアムエコノミークラスを予約していた人たちは、返金等がないままエコノミークラスにグレードダウンしたそうです。
中には、事前の告知なしにグレードダウンし、それを当日チェックインカウンターで知った人もいたらしいので、管理体制に少し疑問を抱いてしまいますね。
結論
タイライオンエア は、LCCの中でも特にコストパフォーマンスに優れていることがわかります。
私はこれまでエアアジアやべトジェットエアなどのLCC、ANAやJAL、かつて存在したコンチネンタル航空など様々な航空会社を利用しましたが、タイライオンエアはコストパフォーマンスの面ではダントツで一番です。
もちろん室内の清潔さやCAさんのサービス等はANAなどの方が優れていますが、倍の値段を払ってでも乗る価値のある航空会社だと私は思っています。
もしタイへ行く機会があれば、ぜひタイライオンエアを利用してみてください。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございます。
ベトジェットエアに関する記事はこちら
ではまた会いましょう。